私は、以前にある一部上場企業で業界トップの会社に勤めていました。
少し話しは変わりますが、「自分自身のことは自分が一番分かっている」って言う人がいますがあなたはどう思いますか?
私の答えは自分だけでは自分のことは分からないでした。
もしも皆がみんな、分かっていたら過労で自殺なんてことは起きないのではないかと私は思っています。
自分の命と会社の仕事とどっちが大切ですか?
と問われたら通常の状態であれば「そりゃあ、自分の命だよ」と答えられると思います。
ですが、自分では通常の状態が徐々に外的要因によって異常な方向に向かわされていることになかなか気づきません。
異常に向かって行くにつれて段々と視野が狭窄していきます。
忙しくて、仕事以外の付き合いができなくなったり、仕事だけで一日が終わったりしていくうちに…
その内に異常になり、視野が狭窄し、世界=会社になってしまいます。
これは誇張じゃありません。
そんな視野が狭窄した状態で会社を辞める=生きるのを止めるという答えにたどり着いてしまう人がいるからこそ過労による自殺が起きるのではないでしょうか?
以下は私の実体験を記したものになります。
■主観
胃が痛くなりました。
自分「最近胃が痛くなることが多いなぁ」
頭も痛くなってきました。
自分「最近体調が良くないなぁ」
時折、何故か吐き気をもようしました。
自分「なんかの病気かな?ちょっと病院行ってみよう」
内科で「特に異常は見当たりませんねぇ。とりあえず、吐き気止めと痛み止めのお薬だしておきますね。」
自分「そうですかぁ、(なら大丈夫かな!)」
会社の事務所で三日に一度程度嘔吐するようになりました。
自分「全然治まらないなぁ、他の病院でも診てもらおう」
総合病院(消化器内科)「そうですねぇ…。う~ん、ちょっと胃腸科の方に行ってみてください。」
自分「色んな科にたらいまわしにされたけど結局、吐き気止めと痛み止めの薬しかもらえなかったなぁ」
会社の同期「デンコー大丈夫か?最近めちゃくちゃ顔色悪いよ?」
自分「一応、病院には行ってるんだけどあんまり原因が分かってないっぽいわぁ笑」
仕事中に倒れました。
~そして病院へ~(ドラクエ3風に「~そして伝説へ~的な笑」)
■客観(妻)
最近、調子悪そうだな。
段々会話が弾まなくなってきたな。
日に日に疲弊してきてる気がする。
最近目が虚ろになってる。
会話のキャッチボールが全く成り立ってない。
夫(自分)の症状をネットで検索。
鬱状態の可能性に気付く。
なかなか言い出せなかった(精神的な病気じゃない?というのは言いづらかったようです)。
妻「一回、心療内科とかで診てもらってみたら?」
自分「え?笑 何で?笑」
妻「デンコーの性格的に自覚がないかもしれないけど、日に日に生気がなくなってきてるし、元気ないし、調べてみたんだけど、鬱状態の症状みたいなんだよね…」
自分「まさか笑、俺が鬱って笑」
一応、心療内科に行くことに
先生「よく我慢しましたね…。これ以上放っておくとさらに状態が悪くなってしまいます。」
自分「はぁ…」
先生「これからは必ず毎週来てください。」
自分「仕事が忙しいんで毎週はちょっと…」
先生「このままだとさらに重度化してしまいますよ?」
自分「そんなに悪い状態なんですか??(少し話しただけなんだけどなぁ笑)」
先生「はい」
自分「分かりました。」
カウンセリングを受け始めて症状は徐々に改善していきました。
鬱状態と診察されたことでより自覚が強くなり、その原因を考えたら会社以外はないなと思いました。(思い当たることは数えきれない程)
少しでも心に余裕が欲しい。
そこで出会ったのが「せどり」でした。
本来私の性格は臆病で、疑い深く、とっつきが悪い、そして行動力のない人間でした。
ですが、何故かその時は何のためらいもなく藁にも縋る想いでせどりを始めました。
その時出会ったせどりのサイトにメルマガ登録して、仕事の休憩時間等にスマホにダウンロードしておいた無料教材を毎日読んでいました。
その後、副業としてせどりを本格的に始め、今では会社を辞めて専業でやっています。
実績としては他の情報発信されている方々に比べれば大したものではないですが、私は現状コンスタントに50万円前後の利益を出し続けています。
私の中では、一発ドッカンと稼ぐより、“コンスタントに稼ぐ”という点に重点を置いています。
専業ですので年商1,000万以上に必然的になります。ですから来年には法人化することになると思います。
私が、独立した経緯はこのようなものでした。
もしも、あなたが同じように苦しんでいらっしゃって、この記事を読んでいただけているならばその一助に私がなれれば何より幸いだと考えています。