ネットビジネスの中でせどりは安定している
どうも!
西山です!
今回はネットビジネスにおけるせどりの位置づけについて解説させていただきたいと思います。
私は、ネットビジネスの中で最もせどりが安定しているネットビジネスであると考えています。
なぜ、そのように考えるのか?
それは原価がかかった商売だからです。
基本的に世の中は金とモノは常に相対関係にあり、モノが安くなっていっているこのご時世だとしても、手元にある仕入れた商品の価値が0になるということはありません。
ですので不良在庫、回転が悪い商品を仕入れてしまったとしても、利益ゼロで販売したり、少し赤字になる金額で販売したとしてもある程度の原価を回収できるというのはかなりの強みになります。
失敗した仕入をしたとしても原価を回収できれば±0、または原価に対して赤字だとしても小さなマイナスだけで済むというのはとても魅力的です。
本来のビジネスであれば失敗には大きなマイナスがつきもので、失敗から学んだとしても場合によっては再起不能になることも珍しくありません。
それに対してせどりは縦積在庫を持つというより、基本的には横に広げることがメインになりますので商品1点単位から失敗ができる。
つまり再起不能なダメージを負わずして、失敗から学べるチャンスがそれだけ多いということです。
失敗は成功の基とはよく言いますが、私自身数えきれないくらいの失敗を重ねてきました。もちろん私にも、その当時かなりせどりで成功されているメンター(指導者)がいて、凝縮されたノウハウを伝授していただきました。
しかし、100%ノウハウをインプットした“つもり”で、いざアウトプットしてみるも、やはり100%のアウトプットはすぐには出来ません。
「それは教え方が下手なんじゃないの?」「ちゃんと聞いてなかったんじゃないの?」と思われるかもしれません。
ですが、そうではなく100%のアウトプットができないのは個々人(ここではメンターと当時の私自身)の感覚値(または経験値)の差によるものになります。
その個々人の感覚値の差を限りなく100%に近付けるためにはノウハウのアウトプットの回数×失敗した数により徐々に達せられていきます。
その過程にはもちろんメンターと相談しながら微調整や疑問に思うところなどを聞いたり、自らの状況を説明してどこが再現できていないのかなどを見てもらったりと色々なやり取りをします。
また、その感覚値の差を埋める期間、埋めるまでの指導、微調整、質疑応答などが必要なためにコンサルティングには期間、直接のやり取りが設けられる訳です。
そういった期間、やり取りが必要でなければ、コンサルティングをコンサル生が受けることもメンター側が請負うこともなく、ただ単にノウハウを凝縮した教材を販売する方がメンター側にとっては楽、購入者にとっては安上がりで済むということになってしまいます。
これをスポーツで例えるなら一流の野球選手に野球を教わっていたとします。
もちろんノウハウはかなりのものです。
「フォームはこう構える」「打つ時の腰の動きはこう」「足の運びはこう」と手取り足取り指導(インプット)されます。
しかし、頭では理解していた(インプット)としてもだからと言ってすぐにはその選手の100%のパフォーマンス(アウトプット)はもちろんできません。
野球などのスポーツの場合はそれこそ何年、何十年とその感覚値の差を埋めるため時間を要し、素振り(アウトプット)など練習をして、さらに失敗を重ねて徐々に成長(メンターのノウハウに近づく)していきます。
もちろん、スポーツにおいてもせどり同様に一回教えて「はい!終了!」で成功できる訳もなく、長い期間指導する必要があるということです。
少し話しが、遠回りしてしまいましたが、要約すると、せどりはネットビジネスの中で安定している。その訳は、原価がかかった商売だから失敗した仕入をしたとしても原価は回収できる。すなわち失敗してもダメージが少ない。何にしてもそうだが成功を収めるにはノウハウをインプットしてもそれが盤石になるまでには失敗から学び成功する方向へ微調整することが必要。そういう意味においてせどりは失敗のダメージが少ないために多くの失敗から学べる。失敗の数だけ成功に近付けるということになります。
いかがでしたでしょうか?
今回は少し長文で図や表などが無く読むには億劫かもしれませんが、一読していただければ幸いです。
では、今回はこの辺で次回の記事でお会いしましょう!