中古せどりを選んだ理由

 

どうも!

西山です!

 

今回は私が中古せどりを選んだ理由をご説明したいと思います。

 

昔のせどりと言えば古本屋を巡りながら自らが持ち得る目利きだけを頼りにプレミア化している書籍などお宝を発掘して、他の販路で販売して利益を得るというスタイルでしたが、今日では様々なスタイルのせどりがあることは以前の「せどりとは」という記事でご紹介しました。

 

その中で私がとっているスタイルは電脳せどりで中古をメインとしています。

 

手段として電脳せどりを選んだ理由は効率性を求め、以前の記事の「電脳せどりとは」で挙げさせていただいたメリットにひかれたためです。

 

そして、中古商材を取り扱っている理由としては価格差や差別化の余地、利益率の調整などができるためです。

 

Amazonにおいて新品商品を出品するとなるとカートボックスを獲得することが最も重要になってきます。また、そのカートボックスを獲得するためには出品者アカウントの健全性も多少の影響を及ぼしますが、基本的にはFBA納品、最安値という2つが最大の要素となります。

 

ここで、何が問題なのか?

新品の場合、商品の個体差(商品状態の良し悪し)がないため購入者はカートボックスから購入されることがほとんどです。

逆に言えばカートボックスを獲得しない限りほとんど売れないということになります。

 

 

先にも述べたように基本的に新品商品には同一商品である限り個体差がないことになります。また、新品である以上、中古を新品と偽って販売している悪質な業者を除けば(残念ながら一定数存在します)評価の数もコメント欄等もあまり気にされない傾向にあります。そんな中で自分の出品商品を買ってもらうにはFBA納品かつ最低価格の状態でなければならないのです。

そうすることで初めてカートボックスを獲得できます。

カートボックスを無事獲得したら一安心。

 

と思いきやすぐにライバル出品者が価格競争を仕掛けてきてカートを横取りされてしまいます。また自分がカートボックスを獲得するには現在の最低価格より低い価格に価格を設定しなければなりません。そこで設定しなおし再度カートボックスを獲得。

 

いかがでしょうか?

この後の流れは大体予想されている通り、出品者同士の価格競争がひたすら始まります。1円でも安ければカートボックスを獲得できるので1円づつ下げる価格競争が繰り広げられ、中には痺れを切らし、100円単位で一気に下げる価格競争に入ったりと売れるまでカートボックス争奪戦が続きます。

 

それに対して、中古商品は新品を天井(上限)として価格、付属品の有無、商品の状態、コメント欄、写真、評価等さまざまな観点から差別化することができます。ライバル出品者の同一商品で、かつ同じようなコンディションの商品でも、工夫次第では数百円から数千円高く自分の出品商品を先に売ることも難しくありません。

 

そういった付加価値をつけることで差別化を図り利益率、商品回転率調整などもできることから私は中古せどりを選びました。また、2016年末頃に複数のメーカーからAmazonに圧力がかかり新品商品の出品規制がかけられましたが、中古商品にはそういった心配も少なく、せっかく仕入れたのに出品できないといったこともなく安心して仕入れることができることもまた強みとなります。

 

中古商品を取り扱うことの強みに関してはまた後に詳細をご紹介したいと思っています。

 

では、今回はこの辺で次回の記事でお会いしましょう!