本せどり 1
どうも!
西山です!
今回はせどりの取扱商材についてご紹介したいと思います。
その中でも今回の記事ではせどりの王道、本せどりについてどのような商品を対象に検索、仕入れをしていけばよいのかについてお話ししたいと思います。
一口に本と言っても様々なジャンルの本があります。
文庫本、漫画本、雑誌などがあり、そこからさらに細かく内容で別れていきますので、どこから手を付けていけばいいのか何が何やらとなってしまうと思います。
そこで、私が主に仕入れ対象としていたジャンルの本をご紹介したいと思います。
そのジャンルは雑誌になります。
「雑誌?」
「週刊とか、月刊?」
「フライデーとか週刊文春とか?」
「漫画雑誌とか?」
などなど「雑誌」と言うとそういったものを想像しがちですが、雑誌という形式で発行されている本も結構幅が広いものでブックオフのおよそ半分は雑誌に分類されるのではないでしょうか。
というのも一見、「これって雑誌に入るの!?」と思われるものが結構あります。例えば楽譜、外国語勉強の本、写真集、ゲームの攻略本、絵本なども雑誌に分類されるものになります。
極論を言うと文庫本、漫画本を除いたすべての本は雑誌に分類されると考えてよいと思います。
その中で検索、仕入れ対象としたい雑誌とはいったいどのようなものか?
私としては定価の高い本、新品が既にない本、イラスト、医療系などをおすすめしたいと思います。
以上に挙げた本の細かい説明をする前に、少し本についてのルールや法に関することにお話ししたいと思います。
よく、「ベストセラーで増刷〇〇万部!!」といった言葉をよく耳にすると思います。その後にまた増刷なんてことも結構あります。本の最後辺りのページ(奥付)に自分が手にしている本が何回目の増刷かというのが書かれています。人気書籍となると10~20回増刷されていることもしばしば。
「そんな何回も増刷するくらいならもっと大量に増刷しておいた方がいいんじゃない?」、と思われませんか?
CDやDVDならどんなに人気な商品でもそれほど何回も増産することはありません。最初に大量に生産しますからね。
また、CDやDVDなどは予想を下回る売れ行きだった場合、段々値段を下げて最後には新品でも不良在庫になって倉庫代のコストがかさむくらいなら数百円でもいいから売っちゃえ!と新品なのに1円なんてこともAmazonでは良く見受けられます。
ですが、思い返してみてください。安さを誇るAmazonでも小さな本屋さんでも本に関しては新品価格って一緒じゃないですか?
それには理由があるんです。その理由とは「再販売価格維持制度」という法的な縛りがある為です。詳細(詳しくは一般社団法人 二本書籍出版協会のサイトを参照ください。)は省きますが、簡単に言いますと出版社が最初に決めた価格(定価)を卸売り、小売業(Amazonでの出品はここにあたります)に対して法的根拠に基づいて維持させるものです。すなわち、定価以外での販売を禁止しているということです。
そのため、卸売り及び小売業者は定価販売を一律で強制させられているのです。ですが、その代わりに、もしも売れなかった場合は出版社に返品をしてよいというもので、その返品された商品は出版社が抱え、安売りで販売もできずにいずれは廃棄処分しなければならなくなります。そうならないために、出版社としては綿密なマーケット調査や販売動向分析を行い、不良在庫を最小限に抑えるために慎重に初版を決めたり、小出しに増刷せざるを得ない状態となっております。そういうことからもあまり他の商品では見られない絶版ということが多用されます。
今回は少し規制など難しいルール等も織り交ぜた記事になりますので、次回の記事に続きを書きたいと思います。
では!今回はこの辺で!
次回の記事でお会いしましょう!
[…] 前回の記事では本の中でも「雑誌」に分類される商品がおすすめとご紹介させていただき、その中でも定価の高い本、新品がすでに出回っていない本、イラスト系、医療系などを挙げさせていただきました。また、それらの商品を検索や仕入れ対象におすすめさせていただく背景として本に関するルールを「本せどり 1」の記事でお話しさせていただきましたのでそちらの方を先に読んでいただけた方がどういうことかより理解が深まるのではないでしょうか。 […]