せどりにおいて赤字は有用?
どうも!
西山です!
今回の記事では赤字になることの有用性についてお話ししたいと思います。
「何言ってるんだ?」
「稼ぐためにやってるのに赤字が有用!?」
「ダメだこの人」
御幣を招かないために前もって言っておきます。
全体の収支で赤字になることは絶対に避けなければなりません。それは私もしっかり理解しています。
やはりせどりに取り組む以上しっかり利益を出していきたいですよね?
ただ、全体の収支において赤字ではかなりまずいですが、単体で赤字になってしまった商品に関してはそれほど否定的に考える必要はないと考えています。
というのも、仕入れとなるとそれなりの商品量を仕入れることになるでしょう。その中の1つが赤字になってしまったとしても全体の収支にはほとんど影響しません。言ってもせどりは物販で原価がある程度担保されている、しかもその中の1つの商品が赤字程度だと数百円の赤字程度で済ませられます。
その商品が赤字になって悲観的になるくらいなら
「何故その商品が赤字になってしまったのか?」
「過大評価して仕入れ値を高めで仕入れてしまったのか?」
「もともと商材として扱うべき商品ではなかったのか?」
「値崩れしやすい商品だったのか?」
「商品のモノレートの平均ランキングが低かったのか?」
「売り方に問題はなかったのか?」
「価格設定はどうだったか?」
「ライバル出品者が多すぎたのか?」
などを考える機会を与えてくれたと考えればそれほど悪い物でもないかもしれないですよ?
逆に、今まで何となく根拠もなく売れて利益が出ていた商品もたまたま売れただけかもしれません。
そういった根拠もなく売れて利益が取れた商品の場合、なぜ売れたのか?なぜ利益を出せたのか?と考える機会は案外少ないものです。
それがたまたま売れて、利益が出ただけで次回の仕入で同じ商品を仕入れて前回同様に運ぶかどうかちゃんと説明できるかと聞かれると「前回売れて、利益が出たから」という理由じゃ少し危なっかしく感じます。
よく「失敗は成功の基(母)」、「失敗は最高の先生」という言い回しがありますが、せどりにおいてもやはり同じことが言えます。
何となくで身銭を切って商品を仕入れるより、失敗から学び、しっかりした根拠に基づいて仕入れて利益を出していく方がコンスタントに稼ぎ続けることができ、ビギナーズラックや不良在庫を大量に抱えるなんてことも避けられるでしょう。
また、せどりでは会社での失敗とも結構異なってきます。
会社における失敗は「既存のプロセスの進め方」に沿っていないということが問題視されることがあると思いますが、本当に自分が取った行動が「結果」に対しての失敗であったのかは曖昧になることが多いでしょう。そのため、もやもやしたものが残ったり、納得がいかないこともあると思います。よって改善点がどこにあるのかは、組織が大きければ大きいほど明確にすることが難しくなってくるでしょう。
一方、せどりにおいての失敗はシンプルで「プロセスの進め方」に関して問題があった場合、ドライに数字で失敗であるという「結果」が明確に示されます。そのため、どこに問題があって、どこに改善すべき点があるのかを明確化でき、どうすれば良い「結果」に繋げられるかが分かります。
せどりにおいて小さな失敗は、多少の利益が出る商品よりもより有効にすることができますので是非、トライ&エラーを繰り返してよりノウハウを盤石化していけば必然実績もついてくるはずです。
では、今回はこの辺で!
次回の記事でお会いしましょう!