Amazonは気まぐれ
どうも!
西山です!
今回はAmazonの特徴?世界最大の物販のプラットフォーム故の資本主義的で、合理主義的価値観についてお話ししたいと思います。
少し、難しい話のように聞こえますが、要はAmazonの考えは、良くも悪くも自社の利益に資するものであるならそれで良い、資するものでなくなればすぐにでも切ればいいというもの。また、良くも悪くも効率性を求めるためシステマティックで一消費者、一出品者が何を言ったところで暖簾に腕押しで自社にとってそれがマイナスであってもそれを改善するコストとの費用対効果で人ではなくシステムがドライに判断し、決定が下されます。
例えば、Amazonの参入障壁が低いが故にせどらーが出店できているわけですが、これは何も我々せどらーの為に参入障壁を低くしているわけではなく、Amazonにとって利益があるためです。その利益というのがユーザーからの信頼です。
信頼=Amazonでなら何でも揃う
よく「Amazonでなら何でも揃う」と思われる方が多いと思いますが、実際のところはそうではありません。
と言いますのも、我々せどらーやその他ネット販路を持っていないショップなどのマーケットプレイス出品者がその何でも揃うを担保しており、Amazon自体は最新かつ売れ筋商品しか取り扱いのないただの通販サイトに過ぎません。
すなわち、どこででも手に入る商品しかAmazon自体は取り扱いません。
ですが実際はAmazonでは大抵のものが揃います。その「Amazonでなら何でも揃う」を担保、補完しているのがマーケットプレイスと言う訳です。
そのためにマーケットプレイスというものが存在しているのです。
Amazonの直販率は60%と言われています。ですが、この60%は基本的に上述したように最新かつ売れ筋商品になります。ひと度、型落ち商品になったり、売れ筋でなくなるとマーケットプレイスに丸投げするというのがAmazonのポリシーです。
以上の話しを聞くととても批判がましく聞こえるかもしれませんが、Amazonは自社の「何でも揃う」の40%をマーケットプレイスを設けることで補完しています。そして、我々せどらーやネット販路を持っていないショップなどがマーケットプレイスを利用することで利益を上げる。要するにウィンウィンの関係にあるわけです。
ですが、ウィンウィンの関係はどちらか一方が欠けてしまったら成り立ちません。ですが、Amazonの力は絶大でマーケットプレイスに多大な影響があるようなルール変更でも早くて一週間前に一度通知が来る程度です。場合によってはそのAmazonの気まぐれで多くのマーケットプレイス出品者が販路を失うこともあるということです。
今回の記事で私がお伝えしたいことはAmazonでの物販はあくまで次に進むための踏み台にする、またはその他の販路も充分に確保しておかなければならないという意識を持っていただきたいということです。
外資の企業は良くも悪くも機動性に優れています。これは日本企業にないもので、いま日本企業に一番求められているものでもあります。ですが、機動性に優れるということは、とことんドライにビジネスを進めることにも繋がります。今までずっと取引を続けていた取引先でもコスパが悪いとすっぱり切る。そういった意味でマーケットプレイスも例外ではありません。
ですのでせどりに取り組む際にはそういった危機感を常に持ちながらAmazonを踏み台にして次のステップへ、またはAmazon以外の販路拡大も常に目指していくことを意識しながら取り組んでいただければと思います。
では、今回はこの辺で!
次回の記事でお会いしましょう!