商品単価を上げて「効率化」

 

どうも!

西山です!

 

今回の記事では取り扱い商品の商品単価についてお話ししたいと思います。

 

商品単価を上げる=仕入れ単価も上がる

 

「いや、最初から高いものなんて怖くて仕入れられないよ!」

「もし仕入れて売れなかったら大変じゃん!」

 

以上のような意見はごもっともです。

商品単価を上げれば、仕入商品1点に対して支払うお金が多くなり、リスクが大きくなるんじゃないかと感じるのも当然かと思います。

もちろん、取り組み始めであまりスキルや経験がつまれていない状態で単価の高い商品の仕入れは避けるべきです。

取り組み始めや、まだ自分の仕入れ販売が思うようにいってない方は単価の安い商品を仕入れ、販売して電脳せどりの経験値をしっかり積んで成長することが最優先です。

 

しかし、ある程度スキルが磨かれ経験値等が蓄積されて仕入れ販売に対するノウハウが磨かれてきた際には、段々取り扱う商品単価を上げていくことも視野にいれていくことも考えてみるのもいいでしょう。

その理由は、取り扱い商品の単価を段々上げることによって得られるメリットがあるためです。

 

そのメリットとは同じ利益率でも利益“額”が大きく異なってくるためです。

 

例えば同じ利益率の25%だとしても販売価格が1,000円の商品と、10倍の10,000円の商品だと利益額が前者(1,000円)だと250円、後者(10,000円)の利益額は10倍の2,500円になります。

 

以上のようにひとつの商品で得られる利益率は一緒でも利益“額”が大きく異なることがお分かりいただけたと思います。

 

1,000円で利益率25%の商品をずっと取り扱い続けるとしたら、10,000円の商品が売れた際に捻出される2,500円までの利益を得るには、同じような条件の商品を10点探し、仕入れ、販売をして始めて2,500円と言う利益額を捻出することができます。

もう既にお気づきの方もいるかとは思いますが、これは時間や労力も比例します。

すなわち労力、時間も必然的に商品単価が高い方がより減らすことが出来るのです。

 

伸び悩みんでいるせどらーさんでよく見られがちな傾向なんですが、商品単価をそのままで仕入れ量を増やし続けると、やはり作業にかけられる時間や労力の限界にぶつかってしまいます。

仕入れ資金も仕入れ対象にできる商品はいくらでも見つけられるけど、時間や労力を考えて仕入れをある一定でセーブしてしまい、利益はしっかり得られるけどそこから平行線と言う状態です。

これは非常にもったいない状態だと言えます。

成長できるノウハウや仕入れ資金は十分にあるのにそこで止まってしまう。

 

その際に有効になる対策が仕入れ商品の単価を上げるということです。

そうすることで今までかかってきた時間や労力が仕入れ単価を上げた分、仕入れ点数が減り、労力や時間も削減されていきます。

仕入れ単価を2倍にすれば2倍以上に、4倍にすれば4倍以上に、6倍にすれば、6倍以上にと効率化が進み、効率化された時間や労力を仕入れ資金が許す限りさらに仕入れ作業をすれば必然と売上や利益額も増やしていくことが出来るでしょう。

ここで“◯倍以上に”としているのは、同時に単価が上がれば上がるほどライバルも手を出しづらいため仕入れ作業などが効率化されるためです。

単価の安い商品にはそれこそ初心者中の初心者や薄利多売で組織化してせどりをやっている業者もライバルになってきます。

しかし、単価を上げることで彼らとの競争から脱する事もでき、よりライバルが少ない市場で勝負することが出来るという効果も期待できるでしょう。

 

電脳せどりは、いかに作業を効率化していくかにフォーカスをあてていかなければなりません。

作業環境を整えることも必要ですが、違った側面から効率化を図る場合は、取り扱い商品の単価を上げていくことでさらに作業を効率化していくこともできるのです。

 

今後、電脳せどりに取り組んでいくなかでスキルがアップした、経験値が上がってきたと感じてきたタイミングで少しずつ仕入れ販売の単価を上げていくこともまた効率化に繋がりますので、そう言ったタイミングが来た際には是非挑戦してみてください。

 

では、今回はこの辺で!

次回の記事でお会いしましょう!