せどりは「ハード系が強い?」
どうも!
西山です!
今回はハード系せどりに関してお話ししたいと思います。
「ハード系って何?」
ハード系とは、再生機器や録画、録音などなどいわゆるソフト(映像、音楽、写真など)を再生、録画するものになります。
せどりで取り扱われる代表的な例で挙げますと
カメラ
音楽再生機器
PC周辺機器
ゲーム機
などが挙げられます。
せどらーの方々の中には専業でカメラせどり一本だけで稼いで、さらにはコンサルティングを行っている方もいる程メジャーな商材になってきます。
では、ハード系の強みとは何か?
まず一つは、なかなか値崩れが起きない。
その理由としては、ハード系となるとソフトを再生、記録するもので、基本的には壊れるまで、不便になるまでは一度買ったハードを使い続けることが多いことが挙げられるでしょう。そのため、ソフトとは異なり一度使ったからブックオフ等で中古で売るということも起きず、人気、不人気、流行りなどに左右されない性質を持ち、それに加えそもそもソフトとは異なり製造原価が高いことなどにより価格が保たれやすい傾向にあります。
二つ目として、型落ち(メーカー生産終了品)商品は売り手市場。
以前の記事でAmazonは最新かつ売れ筋商品を主に販売していると記事で書きました。つまり型落ち商品は再度Amazonが仕入れるということはしないということです。そうなるとマーケットプレイス出品者が販売価格の決定権が移ることになります。そのため、その後の希少性が高い新品に関してはプレミア価格になっていたり、Amazonが販売していた価格より高値を付けやすい状態になります。また、購入者の中には最新モデルよりも今まで使っていた慣れている型を求める方も多く、そういった売り手市場(販売者が価格の決定権を持っている状態)の価格でも購入する傾向が強いです。
三つ目は、商品状態によって差別化しやすい
中古商品は個体差があり、またハード系の商材はソフト系の商材と比べ単価が高くなる傾向があります。そのため購入者側も「高い買い物」という意識が強く、状態の良し悪し、付属品の有無、それに対する詳細なコメント、写真掲載などなどで差別化することにより訴求力を高め、よりいっそうの価格差をつけやすい傾向にあります。
そして、四つ目は、Amazon販売手数料が安い
それぞれの販売するプラットフォーム(Amazon、楽天市場、ヤフオク、メルカリ等)には販売価格に対して販売手数料というものが課せられます。その中でもAmazonではメディア系商材に関しては販売価格に対し15%(+CD、DVD、書籍にはカテゴリー手数料等)がかかります。一方で、カメラ・家電、PC周辺機器、ゲーム機などの商材はAmazonの販売手数料が販売価格に対して(8~10%)と販売手数料が安くすみます。
DVDBOXなどメディア系商材で3万円の商品を販売した際の手数料が4500円(30000×0.15×100=4500)引かれるのに対して、3万円のカメラで販売手数料2400円(30000×0.08×100=2400)で済みますので利益率の向上や仕入原価の限界値(ヤフオク等では入札上限価格)を上げられることもあります。
以上にハード系商材を取り扱うことのメリット、強みを上げさせていただきました。しかし、ハード系の商材はその商材に対しての商品知識がメディア系商材より多く求められ、また、商品の単価が高いが故に不良品となってしまうリスク等もありますので段々と取扱商材を広げていく中でこういったハード系も扱う際に参考にしていただければと思います。
では、今回はこの辺で!
次回の記事でお会いしましょう!