モノレートでの「仕入基準」
どうも!
西山です!
今回の記事は前回のモノレートの基本的な見方から仕入基準をどこに置くのかについて私の見解をお話ししたいと思います。
モノレートではそれぞれ、ジャンルによって平均ランキングの数字での仕入れ対象が全く異なります。
例えば本のカテゴリーの平均ランキング約3万位とDVDカテゴリーの平均ランキング約3万位のように同位でも仕入れ対象になるかどうか変わってきてしまうのです。
なぜ同じ平均ランキングであるにも拘らず、仕入れ対象になるかどうかが変わるのか?
その要因はAmazonで出品されている本カテゴリーのアイテム数とDVDカテゴリーのアイテム数が全く異なるためです。
つまり、それぞれのカテゴリー内での検索商品の平均ランキングとなりまして、平均ランキングという“数字”のくくりで仕入れ対象を決めてしまうのは危険性を伴います。
では、実際にどれくらいの差がDVDカテゴリーと本カテゴリーで違いが出るのかを以下の比較画像でご覧ください。(※クリックで拡大されます)
残念ながらピッタリ3万位という商品を探すことは難しかったので少し前後してしまいましたが、それぞれのDVD、本カテゴリーでおよそ3万位の平均ランキングを見ていただいたらお分かりいただけるように波の打ち方が全く異なります。
ですので基本的には波の打ち方でそれぞれ仕入基準を判断する必要があります。
以下の画像は私が仕入基準としている超高回転から低回転商品のグラフの波になります。(※クリックで拡大されます)
このように分類しています。(平均ランキングの数字にあえて被せてあります)
基本的に「超高回転商品」「高回転商品」「中回転商品」「低回転商品」と分けてそれぞれ利益率や仕入れ価格等様々な要素を勘案して、仕入れ対象にするかどうかを判断しています。
例えば、「超高回転商品」であったとしたら15%以下の利益率でも出品をすればすぐに売れてしまいますので十分仕入れ対象に入ってきます。また、「高回転商品」であれば15%~25%、「中回転商品」であれば25%以上、「低回転良品」30%~45%くらいを見積もりながら新品と中古の価格差やライバル出品者の数、新品商品の有無等を考慮して、仕入れられる商品か、そうでないかを判断します。
もちろん新品商品も出品されていて、中、低回転でかつ、ライバル出品者が多く、利益率もそれほど取れそうにない商品であれば仕入れ対象になりません。
逆に、新品出品がなく、中、低回転で、ライバル出品者が少なく、利益率が高い場合は仕入れても問題ない、あるいは、もっと良い商品があるかもしれないと保留してみるなど様々な観点から判断します。
以上に説明させていただいたように、様々な観点から仕入れるかどうかの判断を下さなければならなく、超、高回転商品であれば仕入れる判断はそれほど迷わずに済みますが、中回転から低回転の商品を仕入れるかどうかの判断は
「これは仕入れられる!」
「これはライバル出品者が多いからダメ」
「ライバルはそこそこだけど、中回転で利益率が高いから仕入れよう!」
などトライ&エラー、繰り返し繰り返し仕入、販売、分析、改善を行っていただくことで仕入れ販売するスキルが磨かれていきますので是非今回の記事を参考に取り組んでいただければ幸いです。
では、今回はこの辺で!
次回の記事でお会いしましょう!